自分じゃなくなってしまいそうなくらいの高揚と、時に身も世もないような絶望と。
演劇をやっているとコレの繰り返し。
わたしアンタのこと凄く好きだわ、一生離れるものですかと本気で思うんだけど、てめぇふざけんなアンタのそういうところ凄く嫌いだわ、二度とわたしに関わるな!とも思う。
凄く大好きなのに、凄く大嫌い。
じゃあ、とっとと別れちまいな。
それでも離れられない理由はなんでなんでしょうねぇ。
それが気になって仕方がないから、まだ博打生活送っているのですよ。
小さな幸せや小さな一生懸命がこの世界を作っていると思うし、わたしはそういう営みの中で大きな幸せを感じる。
だから私は今の仕事を選んだ。
私は「合鍵」を作る人でありたい。
きっとそれであり続ける為には私自身がちゃんと自分の人生を充実させる必要がある。
わざわざ苦労をしにいくとかそういうことではなく。
当たり前の生活を当たり前にこなしていくこと。